
記事のターゲット読者
- DX推進、働き方改革に課題を持つ企業の経営者・総務担当者
- 新しいオフィスのあり方を模索している企業の担当者
- サービスロボットの具体的な活用法を知りたい方
建築設備業界のリーディングカンパニー、ダイダン株式会社。同社が2024年3月に新設された新潟支店は、『3つの脱とレジリエンスを「DX」で実現し、新しい働き方を推進するオフィス』をコンセプトに掲げた、未来へのビジョンを体現する空間です。
この理想的なオフィスで、真に創造的な「新しい働き方」を根付かせるため、日常業務に潜む課題の解決パートナーとして、弊社のサービスロボット「NAOMI-2」をお選びいただきました。
本記事では、ダイダン様がNAOMI-2をいかに活用し、そのビジョンを実現されているか、その素晴らしい取り組みをご紹介します。
コンセプトオフィスが直面した「日常業務」という壁
ダイダン新潟支店様が掲げるコンセプト「OMOYA」には、離れた現場を支える「母屋」のような存在でありたい、という想いが込められています。その実現のために、具体的な目標として「脱ルーチン」「脱ストレス」「脱カーボン」の”3つの脱”を掲げられました。
しかし、その高いビジョンを追求する中で、日常業務に潜むいくつかの課題があったと、総務課の長谷川様は語ります。

「新社屋となり来客者が増えたものの、案内できる人員が限られていました。また、総務担当者が1日に何度も書類や郵便物を各階に配送しており、本来の電話応対や窓口業務に支障が出ることも。案内も、対応する社員によって品質にばらつきが出てしまうのが課題でした」

専門知識を持つ社員が、創造性を妨げる定型業務(ルーチンワーク)に時間を取られ、それが目に見えないストレスの要因となっていました。
ビジョンを具現化するパートナーとしてのNAOMI-2
ダイダン様は、これらの課題を解決し、「脱ルーチン」「脱ストレス」を具現化する象徴的なソリューションとして、弊社の配送ロボット「NAOMI-2」の導入をご決断されました。
「脱ルーチン」の実践パートナーとして
1階の総務で受け付けた郵便物や書類を、NAOMI-2が各階の所定の場所まで配達します。エレベーターと連携し、人間の手を介さずに完全に自律配送する仕組みによって、社員の方々を単純な運搬作業から解放しました。
さらに、到着時には”Amazon Echo”と連携して音声でお知らせします。

「脱ストレス」の実践パートナーとして
新社屋のショールームエリアでは、NAOMI-2が「ツアーガイド」としての役割を担います。従来のように人が付きっきりで説明するのではなく、社員がアテンドする形でNAOMI-2が自律走行。来訪者は、ロボットの大型デジタルサイネージに映し出される説明動画を見ることで、ダイダン様の先進的な取り組みやアピールポイントを、より分かりやすく、かつ未来的な形で体感することができます。この新しい案内スタイルが、社員の案内業務の負担を軽減すると同時に、先進性を強く印象付ける、新しい顧客体験を創出しています。

導入がもたらした、数値以上の価値
NAOMI-2の導入は、当初の期待を超えるポジティブな変化をもたらしました。
効果①:1日1.5時間の工数削減と、コア業務への集中
これまで総務担当者が配送業務に費やしていた時間は、1日あたり平均で約1.5時間削減されました。また、配送業者の方からも、従来のように内線で担当者を呼び出し、執務室まで直接荷物を届ける手間が省けると好評です。社内外両方の時間が短縮されたことで、総務担当者は本来の電話応対や窓口業務といったコア業務に集中できる環境が整いました。

効果②:実証実験を通じた、未来の働き方への手応え
今回の取り組みは、最先端のオフィスにおける人とロボットの協働を模索する「実証実験」という側面も持ち合わせています。先進技術の導入初期には、現場の環境に合わせた細やかな調整が不可欠です。導入当初、いくつかの動作上の課題が発生しましたが、その都度、弊社担当者がタイムリーかつ真摯に対応させていただき、一つひとつ問題解決に至りました。
ご担当の長谷川様からは、こうした共同での改善プロセスも含め、「現在は問題なく動作しており、これからのさらなる活躍に期待しています」とのお言葉をいただいております。今回の実証実験を通じて得られた稼働データや、社員の皆様からのフィードバックは、今後のさらなるサービス品質向上に繋がる、大変価値のあるものでした。重要なのは、こうした試行錯誤を通じて、社員の皆様の中に「ロボットと共に働く」という未来への期待感が醸成されたことです。

効果③:「動くショールーム」としての企業価値向上
来訪者からは「さすがDX銘柄に選ばれている会社は違う」と感心されることも多いと言います。サイネージで同社の環境への取り組みやDXに関する動画を流すことで、NAOMI-2は「動くショールーム」として機能。企業の先進性をアピールし、ブランド価値を高める上で、大きな役割を果たしています。

お客様の声
「ロボットは単なる省力化ツールではありません。企業のビジョンや姿勢を社内外に示す、強力なコミュニケーションツールです。導入を迷っているなら、まずは自社の『当たり前の業務』を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか」
新潟支店 総務課長 兼 北陸支店 総務部担当課長 長谷川 欣也 様

| 社名 | ダイダン株式会社 |
| 設立 | 1933年(昭和 8年)10月10日 |
| URL | https://www.daidan.co.jp/ |
| 会社住所 | 〒550-8520 大阪市西区江戸堀1丁目9番25号 |
| 新潟支店住所 | 〒950-0088 新潟県新潟市中央区万代2丁目4番3号 |
| 主な事業内容 | 電気工事、空調工事、水道衛生工事、消防施設工事 および機械器具設置工事の設計、監理、施工 |





